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我が国は8年連続で世界最大の産業用ロボット消費国となった

2024-06-17

 


工業・情報化部など15部門が起草した「第14次5カ年計画」(以下「計画」と略称)がこのほど印刷、配布された。『計画』では、2025年までに世界のロボット技術革新の発祥地、ハイエンド製造集積地、集積応用の最高地となり、ロボット産業の営業収入は年平均20%以上増加し、製造業のロボット密度は倍増を実現すると提案している。


「我が国は8年連続で世界最大の産業用ロボット消費国となり、2020年の製造業用ロボット密度は246台/万人に達し、世界平均の2倍近くに達した」と工業・情報化部装備工業一司の王衛明司長は紹介し、「第13次五カ年計画」期間中、我が国のロボット産業規模、技術、製品は突破を実現した。規模から見ると、2020年のロボット産業の営業収入は初めて1000億元を突破した。「第13次5カ年計画」期間の年平均複合成長率は約15%で、そのうち産業用ロボットの生産量は7.2万セットから21.2万セットに増加し、年平均31%増加した。技術と製品を見ると、精密減速機、高性能サーボ駆動システム、インテリジェントコントローラ、インテリジェント一体化関節などの重要な技術と部品の突破を加速し、革新成果が絶えず現れ、機械全体の性能が大幅に向上し、機能がますます豊富になり、製品の品質が日増しに最適化されている。


 


「第13次5カ年計画」期間中、我が国のロボット応用レベルは大幅に向上した。産業用ロボットの応用分野はすでに自動車、電子、冶金、軽工業、石化、医薬など52の業界の大類、143の業界の中類をカバーしており、サービスロボット、特殊ロボットは倉庫保管物流、教育娯楽、清掃サービス、安全パトロール検査、医療リハビリなどの分野で規模の応用を実現した。「我が国のロボット産業はすでに基本的に部品から機械全体から集積応用までの全産業チェーン体系を形成し、核心技術と肝心部品の革新は秩序正しく推進され、機械全体の研究開発と量産能力は絶えず増強され、産業チェーンの歪み能力と協同発展能力は持続的に向上している」と王衛明氏は述べた。


 


我が国のロボット産業技術の蓄積不足、産業基盤の脆弱性、ハイエンド供給の不足などの問題に対して、『計画』は産業革新能力の向上、産業発展基礎の打ち固め、ハイエンド製品供給の増加、応用深度の広さの開拓、産業組織構造の最適化などの5つの任務、及び「ロボット重要基礎向上行動」「ロボット革新製品発展行動」「『ロボット+』応用行動」などの行動を提出した。


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